J-J-Nニュース(過去のニュース)  
2月号の新記事 「サイコーですか?最高裁!」を読んで オピニオン O氏との再会 コーヒーブレイク 「生活者こそとおっしゃいますが」 コーヒーブレイク・「弁護士任官どどいつ」 「裁判官はたとえ当事者が」 コーヒーブレイク・「悪魔の法典」 皆さまからのメール 皆さまからのメール わが不老長寿法(続)その7 Su&Fa からの声 いくつかのこと  裁判所内では,裁判官の4月期の異動(転勤)が話題に上る時節となりました。ネットワーク会員も,何人か異動があるようです。皆さんは,それぞれ淡々と転勤を受け入れているようですが,内心は,結構しんどい思いもあるのではないでしょうか。  さて,ネットワークの次回例会は,まだ内容は決まっていませんが,5月31日(土)を予定しています。裁判について考えさせ,楽しく参加できる企画をと検討中です。内容,日時,場所は次号で。  また,「日本裁判官ネットワークブログ」では,一週間単位でリレー投稿方式が定着し,会員及びサポーターが担当の曜日に,日々のニュース,裁判,出来事などについて短い論評やエッセイを投稿しています。こちらもよろしくご覧下さい。
12月号の新記事
被害者傍聴には賛成できない オピニオン
40センチの段差を埋めた コーヒーブレイク・「弁護士任官どどいつ」
たとえ当事者が合意しても コーヒーブレイク・「悪魔の法典」
皆さまからのメール 皆さまからのメール
利点も多い簡易送致制度 Su&Fa からの声・「君たちのために」
わが不老長寿法(続)その6 Su&Fa からの声

裁判官ネットワーク12月例会について
 裁判官の爆笑お言葉集」の著者・長嶺超輝さんをお迎えしての12月例会が,12月1日,岡山で50名近い人の参加を得て,賑やかに行われました。
長嶺さんは,タイトルの由来,出版の裏話等を話され,「泣けました」との読者のお便りが嬉しかったとのこと。今後も,裁判ものの執筆依頼が目白押しのようで,張り切っておられます。

 会場との意見交換では,「言い渡しが終わった後,被告人に困ったことがあったら,訪ねておいで」と声をかけた裁判官の話,「裁判官,パチンコ台論(当たりはずれがある)」を展開された地元弁護士の話,模擬裁判に裁判員役として参加された市民の方が,混乱・不安を感じた話など,様々な意見が出て,考えさせられました。参加された周防正行監督も,柔らかい語り口の中にも辛口の裁判官批判をお話しされ,会場をピリッと引き締めて頂きました。

 懇親会でも,多くの参加者から昼間語り切れなかった様々なお話が披露され,遅くまで盛り上がりました。

裁判官ネットワークの総会について
 例会の翌日,同じ会場で日本裁判官ネットワークの定例総会が開かれました。長嶺超輝さんの他,例会に遠路参加されたファンクラブ2名の方もゲストとして参加され,和やかな会となりました。

 議題の中心は,会の活動の充実策でしたが,特に,ブログの活性化については,執筆者が固定することなく,多くの会員が加わる方法などが話し合われ,機関誌については,「ちょっといい話」的なタイトルで,年に1,2回発行し,何らかの形で多数の読者に届けることなどが討議されました。会の発展に向けて,新たな意欲が感じられる総会となりました。
10月号の新記事
裁判員制度に対する逆風について考える オピニオン
裁判所委員会 オピニオン・judgeの目その19
駆け込み寺 コーヒーブレイク・「弁護士任官どどいつ」
人柄を確かめる コーヒーブレイク・「悪魔の法典」
カラマーゾフの兄弟 コーヒーブレイク・「本の中から」
皆さまからのメール 皆さまからのメール
初等少年院での変化 Su&Fa からの声・「君たちのために(新連載)」
わが不老長寿法(続)その5 Su&Fa からの声
追悼中島通子「一足先に逝ってしまったあなたに」 Su&Fa からの声
映画「それでもボクはやってない」を見て Su&Fa からの声

次回例会は岡山で
 日本裁判官ネットワークの次回例会を以下のとおり開催します。
会員,サポーター,ファンクラブの方々はもちろん,一般の方も,どうぞお気軽にご参加下さい。

日 時  平成19年12月1日(土)午後2時から5時ころまで

場 所  サンピーチ岡山(岡山県市町村共済)
     岡山市駅前町2ー3ー31(JR岡山駅から徒歩5分)
     電話 086ー225ー0631

テーマ  長嶺超輝氏をお招きして,トークとディスカッション
     (同氏は「裁判官の爆笑お言葉集」(幻冬舎新書)の著者)

懇親会  同日午後5時ころから,希望者で懇親会(同会場)

 なお,翌日は,同会場で,ネットワークの総会(会員,サポーター)を予定しています。

8月号の新記事
例会報告・映画「それでもボクはやってない」を巡って
はじめに オピニオン・例会報告
冒頭発言その1 裁判官 オピニオン・例会報告
冒頭発言その2 弁護士 オピニオン・例会報告
冒頭発言その3 周防正行監督 オピニオン・例会報告
冒頭発言その4 裁判官 オピニオン・例会報告
意見交換・前半 オピニオン・例会報告
意見交換・後半(裁判員制度について) オピニオン・例会報告
周防正行監督への手紙 オピニオン・例会報告

自ら経験した新たな労使紛争解決システム オピニオン・Judgeの目その18
虹がでるとは コーヒーブレイク「弁護士任官どどいつ
「平和訴訟」の巻 コーヒーブレイク「女王の裁判所(最終回)」
事件を選べない コーヒーブレイク「悪魔の法典(新連載)」
ロンドンの空き巣 コーヒーブレイク「本の中から」
皆さまからのメール 皆さまからのメール
わが不老長寿法(続)その4 Su&Fa からの声
例会発言の趣旨 Su&Fa からの声

6月例会成功
 日本裁判官ネットワークの例会「『それでもボクはやってない』を巡って」が6月23日(土)東京学士会館で開催されました。会場一杯の盛況で,取材のために参加された周防正行監督からは,撮影の動機,裁判に対する不安と期待等のお話を聞くことができました。映画による批判を真摯に受け止めつつも反発も感じたとする会員裁判官らの感想意見に対して,痴漢事件に取り組む弁護士・市民らの厳しい裁判批判も多く出され,和やかさ中に緊張感も交じり,充実した意見交換の場となりました。議論は,裁判員制度の在り方に発展し,期待と懸念が熱心に語られました。オピニオン欄に意見交換の様子を紹介します。
次回例会のお知らせ
 日本裁判官ネットワークの次回の例会は,12月1日(土)に岡山市で催す予定にしています。内容や会場などはまだ未定で,次号でご案内できるかと思います。
6月号の新記事
「開かれた裁判所の理念と裁判所の警備問題」 オピニオン「Judgeの目」
少年院に送る オピニオン「少年たちと向きあって」
事件数が増えている コーヒーブレイク「弁護士任官どどいつ」
「裁判官忌避」の巻  コーヒーブレイク「女王の裁判所」
皆さまからのメール 皆さまからのメール
わが不老長寿法(続)その3 Su&Faからの声

安原氏,所長に
 日本裁判官ネットワーク会員の安原浩氏(前広島高等裁判所岡山支部長)がこの4月に松山家庭裁判所所長に任命されました。会員初の所長です。司法行政上での活躍が期待されます。
6月例会について
企画は終了いたしました。
 日本裁判官ネットワークの6月例会を以下のとおり開催します。
 日時   平成19年6月23日(土)午後1時から
 場所   東京・学士会館本館302号室
      (電話03ー3292ー5936)
      (地下鉄「神保町」駅A9出口徒歩1分)
 内容   映画「それでもボクはやってない」を巡って
      (弁護士,市民,裁判官からの感想と参加者全員での議論)
      なお周防監督にもご案内をしています。
 懇親会  5時頃から同会場で(希望者のみ)
      どなたでも参加できますが,会場が定員35名程度となっています。
次回の例会
企画は終了いたしました。
 日本裁判官ネットワークの次回の例会を6月ころに予定しています。刑事裁判を扱った評判の映画「それでもボクはやってない」(周防正行監督)をめぐって議論をしてみては,と企画を練っております。ゲストと折衝中で,まだ日時や詳しい内容は未定です。あっと驚く「大物ゲスト」の飛び入り参加もあるかもしれません。日程や内容が決まり次第,このHPに臨時ニュースで掲載し,また日本裁判官ネットワークブログでも予告するつもりです(4月末くらい?)。ご期待下さい。
1月例会の報告
 日本裁判官ネットワークの1月例会「速記官・法廷通訳問題を考える」が1月20日大阪で開催されました。ファンクラブをはじめ一般の方々も多数参加され,会場一杯の40人が熱い報告に耳を傾け,熱心な討議を行いました。速記官問題については,本HPの「Su&Faからの声」欄に詳しい報告が掲載されております。裁判員制度の実施を控えて,速記問題は今一度考えてみる必要があるように思われます。法廷通訳の方々からも,心を通わす通訳の大切さ,誤通訳の危険性,通訳に対する裁判官の理解の足りなさなど,本音もちょっぴり交えながら,熱心かつ面白くお話を聞かせて頂き,会場は多いに沸き上がりました。

 なお,次回の例会は,5月頃に東京で開催する予定です。有意義かつ面白い企画をと張り切っています。乞うご期待
日本裁判官ネットワーク1月例会のご案内
日時  平成19年1月20日(土)午後1時30分から5時ころまで
場所  大阪・弥生会館 Tel 06−6373−1841
(JR大阪駅北側ヨドバシカメラの北側,駅から徒歩約5分)
テーマ  速記官・法廷通訳問題を考える
懇親会  同会場で懇親パーティを予定(希望者のみ)
口頭主義・直接主義を支える法廷速記と法廷通訳の諸問題について,速記官,通訳者そして弁護士から問題提起を受け,ディスカッションの予定です。
会員,サポーター,ファンクラブに限らず,一般の方も自由にご参加ください。

ブログ順調なスタート
 9月末に開設した日本裁判官ネットワークブログも順調に滑り出しております。日々の執筆者はまだ限られていますが,その内に,他の会員やサポーターの投稿も増えていき,幅広い意見が寄せられ,時には論争の火花の散るような展開になればと願っております。

 このブログの本文への投稿は,ネットワーク会員とサポーターに限らせて頂いていますが,読者の中で,ぜひ,自分も一言,または,意見に反論したいという方は,コメント欄は開放されていますので,自由にご投稿下さい。

マッケナ判事,名誉サポーターに
 ハワイ州のサブリナ・マッケナ判事を名誉サポーターとして日本裁判官ネットワークにお迎えすることになりました。同判事は,知日派の日系アメリカ人で,たびたび日本の法曹界から招かれて講演しておられます。日本の司法に対して,アメリカの裁判所実務(特に陪審裁判等)と対比しての貴重なご意見をお持ちで,わが裁判官ネットワークの例会でもお話いただいたことがあります(当サイトのコーヒーブレイク「サブリナ・マッケナ裁判官のこと」をご参照下さい)。同判事がこの度大阪弁護士会のイベントに招かれた機会に,わがネットワークの名誉サポーターにお誘いしたところ,快諾いただいたものです。

 これに先立ち,わが裁判官ネットワークは,国際交流を目指す観点から,外国裁判官を名誉サポーターとして受け入れるための規約改正をしております(この画面の「日本裁判官ネットワークについて」の中の規約欄をご覧下さい)
下澤判事退官記念講演会
 日本裁判官ネットワークの下澤悦夫判事(岐阜家裁)の退官記念の講演会が9月16日名古屋で開かれました。地元の弁護士,市民など約60名の参加者を迎え,いつも以上の活気に満ちた例会となりました。
 下澤判事は,40年に及ぶ自らの裁判官生活を振り返り,昭和40年代の司法の激動の時代に,その裁判官姿勢に対して時の司法行政当局から不当な攻撃を受け,その後の裁判官生活を,こうした司法行政と正面から向き合い続けることとなった経緯と心情を,明るく淡々と語り,会場から大きな拍手を受けました。
 その後,東京大学社会科学研究所の佐藤岩夫教授の「<司法のクオリティ>と<裁判官の独立>」と題する講演がありました。日本でも,今般の司法制度改革では,国民から司法の質(クオリティ)が求められ,司法は国民に対して説明責任を負うという流れが基調にあり,これを制度化する様々な改革がなされた,ドイツなどヨーロッパでも,司法のクオリティを高める議論が盛んだが,そうした空気の中で,クオリティを求める余り,裁判官独立を侵害する危険を招く事件(デッカート事件)もあった,司法のクオリティと裁判官の独立が矛盾対立する場面をどう考えるべきか,そのような問題意識の下での講演内容は,わが国の裁判官制度改革においても考えていかなければならない課題を示唆するものでした(講演要旨は,次号に掲載予定です)。

平成18年度総会
 日本裁判官ネットワークの平成18年度の総会が9月17日名古屋で開かれました。司法制度改革が各分野で着々と進行する中で,ネットワークの果たすべき役割は何か,例会,出版,HP等の会運営について具体的な案を出し合い,今後とも明るく伸びやかに活動を続けることを確認し合いました。
日本裁判官ネットワークからの企画の御案内
日 程  2006年9月16日(土)午後1時〜5時
場 所  KKRホテル名古屋(名古屋高地裁の西隣,名古屋城の南)
〒460-0001 名古屋市中区三の丸1-5-1
電 話  052-201-3326
アクセス  http://www.kkr-nagoya.jp/access/index.html

東山線「名古屋」より「伏見」のりかえ鶴舞線(上小田井)
行き「丸の内」下車。 1番出口北へ徒歩8分。 
名城線「市役所駅」6番出口を西へ徒歩8分。
企  画 
第1部  下澤悦夫判事(ネットメンバー)の退官記念講演
「司法改革の歴史」(40年間の裁判官生活を振り返って)
第2部  佐藤岩夫教授(東京大学社研)の講演
仮題「今改めて裁判官の独立を考える」
懇親会  下澤判事の送別会を兼ねて
同日5時半から,同ホテルにて(希望者のみ)
ファンクラブ,一般の方のご来場を歓迎します。
なお,翌日は,午前9時から,同ホテルで日本裁判官ネットワークの総会を予定しています。会員,サポーターの皆様よろしく。


ビデオ「評議」上映会
 6月17日,日本裁判官ネットワーク主催によるビデオ「評議」(最高裁が裁判員制度の広報用に制作したもの)の上映会が大阪で開かれた。意見交換会では,ビデオ内容については有益であったとの好意的な意見が多かった。評議について,裁判官がリードしすぎないように発言の順序を定めるなど評議のためのルール作りが必要ではないか,1回の評議ではなかなか難しく何回も重ねることが大切だなど,素人の裁判員の意見が出しやすい方法などについて市民から注文が出された。裁判員の1人が評議室のポットのお湯とティーバッグでセルフサービスでお茶を入れるシーンがあったが,裁判員にせめてお茶くらいサービスがあってもいいのではないか,コーヒーくらいあってもいいのではないか,などと意表をついた意見も出された。竹内判事が早速どどいつに。
「評議」終わって 失礼します お茶も飲ませて もらわずに
裁判員制度ビデオ上映会
 日本裁判官ネットワークでは,最高裁が裁判員制度の広報のために制作したドラマ「評議」のビデオを鑑賞し,引き続き裁判員裁判を巡って市民の皆さんと裁判官との意見交換の会を行います。ご希望の方はご来場下さい。
 日時  6月17日(土)午後1時30分から
 場所  大阪YMCA会館(TEL・06−6441−0893)
     (地下鉄・四ツ橋線「肥後橋」下車3号出口から西へ徒歩7分,定員約60人)
 内容  ビデオ「評議」
     (中村俊介,大河内菜々子,榎本孝明等出演,約1時間)
     意見交換会 
     終了後に懇親会を予定(希望者のみ)
2月例会「西川教授を囲んで」
 日本裁判官ネットワークの2月例会は,2月25日(土)大阪で西川伸一教授(明治大学)をお招きして,御著書「日本司法の逆説」をテーマに教授からの報告と参加者間の意見交換の会でした。ヒエラルヒー的組織や人事のあり方などからくる裁判官の意識の問題が話題の中心となりました。裁判官の「優秀さ」とは何か,その「優秀さ」を人事当局者が狭い尺度で決めて人事配置をしていないかとの市民からの疑問の声,また,長年裁判に携わる中で,人の生活に大きくかかわることを畏れる感覚を失い,事務的になって,いわば「権力のアカ」が身に付いてきているを怖いと思うとしみじみ語ったベテラン裁判官の意見などが印象的でした。司法制度改革は,裁判官人事についても改革の方向を打ち出しており,過去のような「不合理な差別的人事」は影を潜めつつあり,まだまだ改善の課題は多いけれども,明るい展望が見えるとの裁判官の声も聞かれました。
裁判員裁判の映画上映会の企画
 日本裁判官ネットワークでは,6月に裁判員制度の映画を鑑賞し,引き続き裁判員裁判を巡って市民の皆さんと裁判官との意見交換の会を予定しています。詳しいことは,本ホームページ6月号でご確認下さい。
 日時  6月17日(土)午後1時から
 場所  大阪YMCA会館(地下鉄・四ツ橋線「肥後橋」下車)
 懇親会 終了後に予定,希望者のみ
どどいつ集がブログに
 竹内浩史裁判官の「弁護士任官どどいつ集」が、ブログになりました。
今回更新の「コーヒーブレイク」内「弁護士任官どどいつ(12)」の冒頭をご覧下さい。
アドレスは次のとおりです。
http://blog.goo.ne.jp/gootest32
日本裁判官ネットワーク2月例会のご案内
 日時  2月25日(土)午後1時30分から5時ころまで
 場所  サニーストンホテル
    (大阪,地下鉄御堂筋線・江坂駅前,06−386−0001)
 テーマ 西川伸一教授(「日本司法の逆説」五月書房の著者)を囲んで
 懇親会 終了後,同会場で懇親パーティを予定(希望者のみ)

 西川教授の「日本司法の逆説」は,最高裁の司法行政についての全般的な辛口批判で貫かれています。これには,ここ数年の司法改革の流れ,その中での最高裁の「自己変革」に対し,正しい評価となっているか,議論のあるところではないかと思います。この機会に改めて,司法改革が進む中で,最高裁の司法行政が改革前進した点,なお改革が期待される点などトータルな評価につき,意見交換をする意味は大きいのではないかと考えます。ちなみに,西川教授は上記著書で,「日本裁判官ネットワークが突破口となって,日本の裁判所が内向きではなく,市民に開かれた顧客志向の存在に変わっていくことを願わずにはいられない」(24頁)と,期待して下さっています。会員,サポーター,ファンクラブに限らず,一般の方も参加自由です。
連続講座盛況
 大阪市大文化交流センターと日本裁判官ネットワーク共催の連続講座「裁判員裁判の具体像に迫る」が,大阪で11月9日から25日まで4回にわたりネット会員4名がそれぞれ講師となって開催されました。地味なテーマながら,どの回も事前に予約した百数十人の受講者が会場一杯を埋め,講師の話に熱心に耳を傾けるとともに,質問コーナーでは講師に対する鋭い質問も沢山出て,熱のこもった時間となりました。裁判員裁判に対する市民の関心の高さを示しています。
シンポジウム開催
 11月26日(土)午後1時から東京・主婦会館プラザエフにてシンポジウムを開催し、約50名の参加がありました。第1部は、パネルディスカッション「裁判官報酬問題を考える」。パネラーの飯室勝彦論説委員、馬場健一教授、本多久美子弁護士、浅見宣義裁判官が、中村元弥弁護士の司会のもと、白熱した議論を繰り広げました。第2部は、弁護士任官者の報告・座談会「弁護士任官者の増えることを願って」。弁護士から裁判官になったメンバー3人が報告した後、弁護士任官を志している公設事務所の弁護士も加わった座談会に移りました。詳細や参加者の感想は後日掲載します。
定例総会
 11月27日(日)東京で日本裁判官ネットワークの定例総会が開かれました。メンバー裁判官の外,サポーターも参加して熱心な討議。今後とも,司法を巡る時機に適ったテーマを設定し,会員やサポーターはもちろん,ファンクラブ員や一般参加者にとっても有意義で興味深くまた楽しい企画を例会として定期的に開催することを確認しました。いくつかの企画案を検討し,さらに,ホームページの充実や会員の拡大などについても意見の交換をしました。
モニター募集
 本ホームページに関しての読者モニターを募集します。このHPは2か月に1回更新していますが,できれば更新毎に,新しい記事についての感想,編集についての提言,希望などを寄せていただくボランティアです。このHPの「ご意見,ご感想」の欄から応募してください。任期は1年の予定です。ファンクラブ,サポーター以外の方でも,もちろん大歓迎です。
緊急アピール
 日本裁判官ネットワークでは,人事院勧告の「一般職の職員の給与等についての報告及び給与の勧告」に関連する裁判官の報酬引き下げ問題に関して,8月30日に緊急アピール(意見書)を最高裁裁判官会議宛に提出しました(当HPに臨時掲載。8月31日朝日新聞はこの提出を記事にしています)。意見書では,大都市と地方都市との間で裁判官報酬に格差を設けることの問題点等に触れ,これらの慎重な検討のために,有識者,民間人を含めた研究会を最高裁に設置することなどを提言しています。このアピールは裁判官ネットワーク会員の全員一致の意見によるものです。オピニオン欄に掲載しています。
11月企画のご案内
 日本裁判官ネットワークでは,次の企画を準備しています。
 日 時  11月26日(土)午後1時から5時まで
       (翌日は,日本裁判官ネットワークの定例総会)

 会 場  主婦会館プラザエフ(東京・四ッ谷駅すぐ)(地図参照)
       電話03−3265−8111

 内 容  第1部シンポジウム「裁判官報酬問題について考える」 
       パネラーは,市民の声を代弁する論者と会員裁判官
       第2部「弁護士任官者の報告と座談会」 
       ― 弁護士任官者の増えることを願って ―

 懇親会 同26日(土)午後5時から7時ころまで 同主婦会館にて
      (希望者のみ)

ファンクラブ,法曹関係者に限らず,一般の皆さまのご来場を歓迎しますが,会場の定員(60名)の都合上,初めて参加する一般の方は、念のため、このHP「ご意見,ご感想」コーナーからお知らせいただけると幸いです。詳細の問い合わせも,このコーナーを利用してください。
9月例会について
 今回は,留学経験裁判官による「アメリカの陪審裁判を見聞して」の報告を中心とした例会。会場は,市民の方々を含め予定していた人数を遙かに超える40名近い参加者の熱気が溢れていました。報告では,陪審裁判の実際と「正しい事実認定は存在しない」という陪審制度の根底にある考え方,すなわち,事実認定の基礎になる経験則は,人種,教育,環境,年齢などによりそれぞれ異なるという見方などが紹介され,わが国の裁判員制度を考える上でも興味深いものでした。議論は,当然,裁判員制度への期待に移っていきましたが,市民と職業裁判官との間で果たして対等な議論ができるだろうかとの疑念に対し,法律問題を議論するわけではなく,あの証言は信用できるかどうかなど事実認定を議論するのだから対等にできるはずだ,色々な問題点,限界はあろうけれども,よい制度に作り上げていくという前向きな姿勢で臨むべきではないかなどの市民側の意見が印象的でした。
市民講座のご案内
 恒例の日本裁判官ネットワーク会員による市民講座(大阪市立大学文化交流センターとの共催)を次のとおり開催します。

 会場は大阪市立大学文化交流センター(大阪駅前第2ビル6階)
 いずれも午後6時30分から

参加ご希望の方は大阪市立大学文化交流センター
(06−6344−5425,http://www.ado.osaka-cu.ac.jp/BUNKO/)にお申し込み下さい。
なお詳細は大阪市の広報「大阪市政だより」にも掲載予定です。

全体テーマ 「裁判員裁判の具体像に迫る」

11月 9日(水)  「今なぜ裁判員制度か−裁判員制度の必要性−」
11月15日(火)  「評議について,裁判官と市民との間に評議は成立するか」
11月22日(火)  「裁判員制度で裁判はどう変わるか−アメリカの陪審裁判の実態を踏まえて−」
11月25日(金)  「裁判員はどのようにして選ばれるのか」
「マッケナ判事を囲んで」の例会
 6月26日(日)午後,大阪で,来日中のハワイ州のマッケナ判事を囲んでの懇談会を催しました。サポーターやファンクラブの人達を交えて約30名の参加者が親しく同判事からお話を聞くことができました。同判事は,気さくなお人柄ながら,大変熱心にお話していたきだました。裁判官の評価制度について,訴訟を利用する弁護士などの利用者の評価が重要な役割を果たしていること,陪審裁判について,陪審員の中には,選ばれたため仕方なく(なかには嫌々)その職を果たす人もいるが,一仕事を終えた後は「素晴らしい経験をした」と感激する人が大部分であるとのこと,ハワイ州でも,女性裁判官に対して,たとえば,少し強い調子で当事者を説得すると,「女のくせに」と陰口を言われることがあり,ジェンダーバイアスもまだ相当根強いことなどのお話が印象的でした。夕方からの懇親パーティーでは,同判事から「私もファンクラブに加入したい」と言っていただいたことに,みんな大喜び。
「裁判員裁判に向けて」のコーナー新設
 本ホームページに,新たに「裁判員裁判に向けて」のコーナーを設けました。その中には,読者からの意見をそのまま掲載するページ,「質問,疑問」を寄せていただき,それに対して会員裁判官やサポーターが考えるところを「回答」するページ等を設けています。
 裁判員制度は,市民の参加する裁判です。その成功のために,市民との対話を一層広め深める必要があると考えています。
モニター募集
 本ホームページに関しての読者モニターを募集します。このHPは2か月に1回更新していますが,できれば更新毎に,新しい記事についての感想,編集についての提言,希望などを寄せていただくボランティアです。このHPの「ご意見,ご感想」の欄から応募してください。任期は1年の予定です。ファンクラブ,サポーター以外の方でも,もちろん大歓迎です。
企画について
 来日されるマッケナ・ハワイ州判事を囲んで,ハワイ州の裁判,特に陪審裁判の様子,裁判官制度,裁判官の生活などを語ってもらい,懇談する会を企画しました。同判事は日本語が堪能です。

 「マッケナ・ハワイ州判事を囲んで」

 日時    6月26日(日)午後1時30分から5時ころまで
        5時30分から懇親会(同会場)

 場所     大阪・弥生会館
        (大阪駅から北側徒歩3分,電話06−6373−1841)

サポーター,ファンクラブの方もどうぞ。なお,一般の方は,会場の定員の都合上,本サイトのご意見欄からメールで参加を申し込んでください。
企画は終了いたしました。
多数のご参加ありがとうございました。

「裁判所の歴史を振り返る」座談会
 2月27日,大阪で「日本の裁判所 司法行政の歴史的研究(晃洋書房,2004年)」を執筆された萩屋昌志教授(龍谷大学)を招いて「裁判所の歴史を振り返る」と題する座談会が開催されました。同教授のお話しの後,サポーター,ファンクラブ員を含めた各参加者が「公正らしさ論」「Y裁判官論」などの問題意識を披露しあい,さらに「裁判の統一性,等質性」などを巡って熱い議論が展開されました。(参加されたファンクラブの一会員からの感想を「Su&Faからの声」に掲載しています。)

井垣康弘裁判官退官
 日本裁判官ネットワークの会員である井垣康弘判事が平成17年1月定年退官されました。昨年12月に同じく定年退官された北澤貞男判事に続いてのご退官は,当ネットワークにとって痛手です。井垣さんは,定年間近に喉頭ガンが発見され,手術をされて声帯を失うという大きな試練に遭われながら,退院後も定年の日まで少年審判の仕事に熱心に取り組まれました。その闘病と復帰の様子が「筑紫哲也NEWS23」の中で「声を失った裁判官〜少年判事の職場復帰」と題して放映され,大きな感動を呼びました。同氏の少年審判に対する情熱と新機軸を打ち出そうとした試みは各方面に大きな刺激を与えています。今後は,弁護士の立場から少年事件等に取り組まれると聞いています。一層のご活躍を祈ります。(T.I記)

企画のお知らせ
 日本裁判官ネットワークでは,来日されるハワイ州のサブリナ・ マッケナー判事(日本語が堪能)をお招きして懇談会を計画しています。

  日時 平成17年6月26日(日)の午後
  場所 於・大阪(会場未定)

 同判事から,ハワイ州における裁判の様子,裁判官の人事評価のあり方,裁判官制度等についてお話しいただき,我が国の制度のあり方を考えてみたいと思います。サポーター,ファンクラブに限らず,関心のある方はどなたでも参加できます。

当HP制作担当・イシダさん結婚!!
 昨年6月にリニューアルした当HPの制作を担当しているデザイナーのイシダタツロウさんが2月27日めでたく結婚されました。おめでとうございます。今後ともよろしくご協力ください。

(ひとこと)
 リニューアル以来、このサイトを担当させていただいて、社会が司法にも変化を求めていると感じていました。自分が結婚したことで、今まで以上に日々の暮らしと社会のかかわりを考えるようになりました。若輩ものですが、今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願いします。

Studio 1+1 / One term One
TEL & FAX / 06-6444-0276
イシダタツロウ
550-0004
大阪市西区靭本町1-13-13
カワコシビル3F

資料
裁判員模擬裁判・京都恋敵殺人未遂事件(創作裁判劇)
日時 平成16年11月27日
場所 立命館大学陪審法廷
主催 日本裁判官ネットワーク
協力 Jネットファンクラブその他
 
・起訴状
・合意書面(事件経過の争いのない部分)
・検察官冒頭陳述
・弁護人冒頭陳述
・証人尋問調書
・被告人質問調書

日本裁判官ネットワーク新春企画
 昨年,下記の編著書を上梓された萩屋昌志先生(龍谷大学教授)をお招きして新春座談会を企画しました。萩屋先生の著書は大変興味深いものですが,同編著書を題材に先生も日本裁判官ネットワークメンバーほか多数の裁判官との議論を望んでおられます。メンバー,サポーターに限らず,お知り合いの方もお誘い合わせの上,ふるってご参加下さい(記録等はとりませんのでのでお気軽においで下さい。)

座談会 裁判所の歴史を振り返る  「日本の裁判所 司法行政の歴史的研究(晃洋書房,2004年)」を執筆された萩屋昌志先生をお招きして

日時  平成17年2月27日(日)午後3時〜6時
場所  大阪・江坂サニーストーンホテル
    地下鉄御堂筋線・北大阪急行
    江坂駅 7号出口すぐ,徒歩1分
    TEL 06−6386−0001
懇親会 同日午後6時から

新春企画は終了いたしました。
多数のご参加ありがとうございました。

「京都恋敵殺人未遂事件」
 11月27日(土)京都・立命館大学の陪審法廷で,ネットワーク創作による裁判員劇「京都恋敵殺人未遂事件(果たして彼女は主犯なのか)」(模擬裁判)が催された。傍聴席を埋めた約70名の参加者の中から,裁判員候補者を抽選で選び,その中からさらに裁判員6名を選ぶ選定手続もかなり丁寧に行われ,会場の興味を引いた。劇は,男女の愛憎から発展した殺人未遂事件だったが,被告人(女性)は,罪の成立(共謀共同正犯)を争わず,情状を争点として,自らの従属的立場を訴える内容だった。被告人役のファンクラブ会員,実行行為をした共犯者役(男性)のネット会員の熱演もあり,多いに盛り上がりを見せた。劇が終了後の,裁判官役のネット会員3名と裁判員6名による評議も,傍聴席の参加者が最後まで熱心に見守る中,量刑を中心に時間をかけて丁寧に行われた。台本の不十分さやリハーサル不足の点はあったが,終了後の会場参加者を交えての打ち上げパーティでは,概ね好評で,会員もほっとし,酌み交わすビールがうまかった様子(「皆様からのメール」欄に,早速に寄せて頂いた参加者から感想を掲載しております。)

日本裁判官ネットワーク会員による市民講座
講座名 改革の中の裁判
日時 平成16年11月29日から12月6日まで合計6回
いずれも午後6時30分から8時ころまで

会場 大阪市立大学文化交流センター(大阪駅前第2ビル6階)
大阪市北区梅田1−2−2−6
電話 06−6344−5425

第1回
11月29日(月) 安原浩(広島高等裁判所岡山支部判事)
主題 裁判員制度について その1
副題 裁判員制度は誰のために

 5年後に実施予定の裁判員制度は画期的な新制度といわれています。どこがどのように画期的かについて,そのアウトラインをわかりやすく説明するとともに,なぜ今裁判員制度なのか,何のためのあるいは誰のための改革なのかという疑問にもお答えします。


第2回
11月30日(火) 森野俊彦(京都家庭裁判所判事)
主題 真価が問われる家庭裁判所
副題 離婚と子供を巡る紛争を中心として

 これまで地裁で審理されていた離婚訴訟等が家裁に移管されました。家庭内の紛争は、最初から最後まで家裁が面倒を見ることになったのです。近年では、離婚もさることながら、子供の親権者、養育料、面接交渉を巡る争いが増加、かつ深刻化しています。そのような事態に直面したときにどう対処すればよいか。最近の実情を紹介しながら、皆さんとともに考えたいと思っています。 


第3回
12月1日(水) 島川勝(大阪市立大学大学院法学研究科教授,元裁判官)
主題 民事裁判について 第1話
副題 いかに事実を認定するか

 民事裁判は「嘘のつきあい」、といわれることもありますが、何故そのようなことになるのか、裁判官は、どのようにして事実を認定するのかについて身近な事例を挙げて説明します。また、司法改革の中で、専門委員制度が設けられましたが、その役割についても触れます。


第4回
12月2日(木) 岡文夫(奈良地方裁判所葛城支部判事)
主題 民事裁判について 第2話
副題 破産は保険です

 破産すると非難されることが多いですが、破産には、経済の矛盾を和らげる保険の機能も持っています。また、破産に似ていながら、非難を受けにくい民事再生という手続もあります。破産の意味について考えてみませんか。


第5回
12月3日(金) 下澤悦夫(岐阜家庭裁判所判事)
主題 少年審判の話
副題 少年非行の現状を報告し,これに対する家裁の取組みを考える。

 今家庭の状況は昔と全く変質している。それが子どもたちにさまざまな重荷を負わせ,児童虐待や少年非行の低年齢化など深刻な問題を引き起こしている。これらの問題に取り組む家庭裁判所のあるべき姿を皆さんと考えたい。


第6回
12月6日(月) 伊東武是(神戸地方裁判所姫路支部判事)
主題 裁判員制度について その2
副題 有罪無罪をどう判断するか

 裁判員は合議体の一員となって,有罪無罪を判断し,有罪の場合は懲役何年にするかを決めます。自分にはとてもできない,そんなことはありません。判断の方法を分かりやすく説明します。

裁判員制度による模擬裁判
日時 平成16年11月27日(土)午後1時から5時ころまで
場所 立命館大学(京都市北区等持院北町) 末川陪審法廷


内容 量刑判断が中心となる事案の脚本を検討中

裁判員6名は会場から選出予定
出演は日本裁判官ネットワークの裁判官など
会場で裁判員と裁判官による合議をし,「被告人」の量刑を決めます。
裁判員制度に関心と期待を持って戴けたらと考えます。

模擬裁判は終了いたしました。
多数のご参加ありがとうございました。

裁判員制度による模擬裁判を企画中。
 11月27日(土)午後,裁判官ネットワーク主催の裁判員制度による模擬裁判を企画中。事実認定に争いがなくて量刑問題が中心となり,それに少年問題がからむ事件を検討しています。会場交渉中。
 また,11月から12月にかけて,ネットワーク所属裁判官による第2回目となる連続市民講座(6回位)も企画中。於大阪。裁判員制度のほか民事,家事,少年の講座となる予定。
 両企画の詳細は次回10月1日の更新時に。乞ご期待。

大阪でファンクラブとの交流会
 昨年11月の福岡に続き,5月29日(土)に大阪で久しぶりにファンクラブとの交流会を催しました。約20名のファンクラブの人達と関西を中心とするメンバー裁判官とが,「裁判員制度」を巡って座談会をした後,懇親会に移り,有意義かつ楽しい半日を過ごしました。

ブックマーク(お気に入り)変更のお願い
 日本裁判官ネットワークのリニューアルに伴ない、
ホームページアドレスをhttp://www.j-j-n.com/に統合しました。
 ブックマークが旧アドレス(http://www.dab.hi-ho.ne.jp/judge-net/)の場合は、上記アドレスに変更を宜しくお願い致します。