ご挨拶 もう一つの窓口を目指して
平成11年に内閣に設置された司法制度改革審議会によって幕開けとなった平成司法改革は,昨年に立法化の作業を終え,今後,立法化された制度が本格的に運用されることになります。
この間,裁判所からの情報発信は,平成司法改革幕開け前と比べると格段に多くなり,裁判所の公の窓口は広くなったように思われます。とても喜ばしいことです。しかしながら,司法と国民の関係をさらに改善し,司法が国民にとって分かりやすい存在となるためには,司法の側により多様なチャンネルがあることが望ましいのではないでしょうか。
日本裁判官ネットワークは,私たち現職裁判官が自主的に形成したネットワークとして,公の窓口とはひと味違った「もう一つの窓口」を目指しています。この窓口から,私たちなりの情報発信を行っています。それと共に,現職裁判官全体にとっても,この窓口が,公のルートでは吸収や解消が難しい悩みや意見等を交換できる「もう一つの窓口」でありたいと思っています。
皆様方の静かな応援を,心からお願い申し上げます。
平成17年2月
日本裁判官ネットワークコーディネーター一同
日本裁判官ネットワーク