皆様からのメール(2006/10/01)



40歳代 男性 自営業 石川

 石川県金沢市で、行政書士事務所を営む、本郷と申します。
わたくしも、今週月曜日、近くの味噌蔵公民館で、映画「評議」を見させて頂く、機会が有りました。とてもよくねられた台本で、裁判員に選ばれた、皆さんの気持ちの機微がよく出ていたので、秀作に違いないと感じております。映画上映のあと、金沢地裁の事務方、書記官の皆さんによる質疑応答があって、とても地域の皆さんの不安を取り除くのに役だったと感じております。
 結構リアルに心配してたのは、人脈の多い人と思いますが、知り合いに裁判員同士で選ばれた場合、「好きなことが言えない」とあるご婦人が言っていたのが、良かったです。あり得ることでは、ないのですが、女性は体面を気にする人が多いのですね。
 取り敢えず、勝手なことを感想として述べさせて頂きました。



30歳代 女性 会社員

 先日、簡易裁判所で裁判の申し立てをした原告です。詐欺的な行為に遭い、簡易裁判所に損害賠償の申し立てをしました。損害額は140万円を超える額ですが、なぜ簡易裁判所に申し立てをしたかというと、「簡易裁判所なら弁護士をたてなくて良い」と説明を受けたからです。

 しかし、裁判当日、裁判官は私に、なぜ弁護士をつけないかと質問し、理由を説明したにもかかわらず、いくつか法律用語を連発し、その意味を私が理解できないと「こんな用語もわからないでそれでもあなたは弁護士をつけないのか」と責めました。素人が法律用語を知らない当たり前ではないですか・・?弁護士をつけなくても良いという制度にもかかわらず、それを責めるとは一体どういうことでしょう。このままでは、公平な裁判を受けられるか、不安でたまりません。